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[257] ケ ツ マ ン コ イ  投稿者:京王 投稿日:2010/09/04(Sat) 20:12  

変態女が8万くれるって言うから、初めてア ナ ルに入れたんだけど。。。

超気持ちいいなアレ!!
メチャメチャ締まるわ、ナ力ダシし放題だわでマジ最高だった!

http://imageoff.net/hck/95g3dtm


[256] お前は消防車かw 投稿者:チャッカマン 投稿日:2010/08/31(Tue) 17:18  

オマヌコぶっ壊すいきおいで突いてたら、「プッシャァァァ!!」って潮吹きやがったw
生で見たことなかったけど、チソポ押し戻すぐらいすごい勢いで出るのなw
http://chuebrarin.com/so/tui1k6q/


[255] 小夜野小夜 13(不吉) 投稿者: 投稿日:2010/03/24(Wed) 21:55  




全身を鞭で傷つけられ

肛門を突起で引き裂かれ

両腕をもぎ取られ

性器と睾丸をつぶされ



介郎はつまり


瀕死


だった。


それは小夜から見ても明らかだった。




小夜もそろそろ、この宴の終わりを
予感していた。




そんな宴の終焉に
介郎はある疑問を思い浮かべた。

人間、いざ予想外の状況になると
考えることも予想外になると言うが
まさにこのときの介郎が、そうだったかもしれない。


介郎は思った。

たしかにここ数ヶ月で
奇妙なテロリスト集団が暗躍しているらしいことを
ニュースで聞いたり
そのテロリスト集団が
テレビをジャックし、
世界を浄化するだのなんだのと
のたうちまわっていたことは、知っていた。

そして、小夜はその集団の一員なのだろう。


しかし、その集団はテレビをジャックしたとき
確か、
M……つまりマゾな男を支配する、と言ってはいたが
男を殺す、とは言っていなかった。

これは一体、どいういうことだろうか……


そして、なんで自分は
こんなに酷い目にあって、
殺されなければならないのだろうか……


「なんで僕がこんな目に遭わなきゃいけないの?
 そんな顔してるね」


小夜は、まるで介郎の心を読み取るかのように
言った。


介郎は、小さく頷いた。



小夜は答えた。



「そう、最初はね、M男の支配、という名目だった。
 それはね、単純にそういう男は支配しやすいから。
 でもね、組織の目的はどうも、違うらしいの。
 やっぱり男を皆殺し、つまり殲滅して
 または奴隷化して
 女で世界をつくっていきたいっていうことらしいの。
 まぁ、私は自分が男を殺せて気持ちよければいいから
 なんでもいいんだけどね」

小夜は笑って言った。



なんで……男を、殺すの?



介郎は、そう疑問に思った。

確かに小学校でも中学校でも
いや、ニュースや両親の話から思えば
大人の世界にも
女に意地悪とする、差別をする、そんな男はいるし
女がそういう男を憎んだとしても
それは理解できないことじゃなかった。

しかし、介郎は思った。

自分は大人しい人間だったし
自分に対して言いたい放題威張り散らした女子はいたけれども
こっちから女子に対して何か意地悪なことをしたことは
一度も無かった。

普通の小学生男子や中学生男子なら
女子に対してそういう意地悪を
一度くらいはしていただろう。

しかし、気弱で大人しい介郎は
もともと女子という存在が恐く感じたことはあっても
女子に対して嫌がらせや差別などは
一度もしたことはなかった。

そんな自分がなぜ、なぜ
男だから、というだけの理由で殺されなければならないのか……。

あまりにも不条理で、不平等で、矛盾に満ちて
悔しかった。



「それはね」


また心を見透かしたように、小夜は答える。


「組織の答えは私には分からなけどね。
 でも、私の答えで答えるとするならば……」


小夜は少し間をおいて、答えた。


「興奮のためよ」



静かに、優しく、上品に

そのえげつない言葉を、彼女は吐いた。



介郎は目を開いたまま、絶命していた。
失血死だった。


最後の小夜の言葉が、死ぬ間際に耳に入ったかどうか
それはわからないが
入ろうが入らなかろうが
状況にも心境にも、救いなど無かっただろう。


「ふぅ。終わった終わった」


小夜はその介郎の死体を
少しは会話をしたはずの介郎の死体を

何の思い入れさえ抱いてないその証明のように
ワゴンの窓まで引っ張り
窓につっこみ、外に落とした。

かなりの速度で走行中のこの車から
あのような体中ズタズタの死体を落としたら
一体どうなるのか……

しかし、そんなことに小夜は興味が無かったようで
外の死体の状態など、全く確認せず
座った。


そして、不満げにつぶやいた。



「もっと遊びたかったなぁ」




窓の外には都心が見える。


今のところ、小夜のように男を殺戮する
排除部隊と
そして、捕らえて奴隷化、商品化、見世物化などにかえる
奴隷部隊が
都心で善戦、いや、蹂躙していることだろう。

組織の目的、世界から男を排除し
女にとってよりよい理想国家を作り上げること
それは瞬く間に、容易に
実現されるだろう。


しかし、小夜にとって、そんな組織の理想は
退屈な御託でしかなかった。

「あぁ〜。もっと遊びたいなぁ」


ギラギラした目で、騒乱に包まれているであろう都心を
小夜は見つめた。



そう、小夜野小夜にとっては
本来、自分よりも強い種であったはずの男を
蹂躙し、殺戮し、自分が興奮さえできれば
それでいいのだった。


「また狩に向かうわ」

小夜は運転手に向けて、言った。

興奮への欲望を胸に
小夜は再び、狩へと戻るのだった。





次回……奴隷部隊 東雲美実姫








[254] 小夜野小夜 12 投稿者: 投稿日:2010/03/24(Wed) 21:29  



腕が外れ、肛門は引き裂かれ
体中もズタズタにされ

介郎はもう、自分は死んだも同然だと思った。







小夜はまだ、介郎が生きている限り
死んだ、とは認めてくれなかった。


介郎が生きている限り、どこを痛めつけられるだろうかと
舌なめずりしながら、考え続けていた。





うふ






不吉な笑いを、小夜は、浮かべた。


小夜らしい上品さの中に
凄みのある厭らしさを宿した
そんな笑いだった。



「君、ガールフレンドっている?」




小夜は聞いた。



介郎は、小さく首をふった。


「じゃぁ、女の子とエッチしたこと、ないよねぇ」


介郎の答えを待たずに
小夜は笑い出した。

それでも介郎は、小さく首を立てに振ることで
答えた。

無視することで、さらに酷い目に遭わせられるのを
避けたいがための、恐怖によって支配された反応だった。

もちろん、無理しなかったとしても
さらに酷い目に遭わせられるのだが……。


しかし、その「酷い目」の前に
「甘い目」に遭わせられることになるとは
介郎は予想できなかった。



「じゃぁ、いいもの見せてあげる」





そう言うと、小夜は介郎の顔をまたいで立った。


つまり、小夜のスカートの真下に、介郎の顔がある。
介郎からは、小夜の下着が直にみられる。


ワンピース同様、白、レースが入った下着だった。


小夜が面白そうに介郎の顔を見下ろすと
こんな状況にもかかわらず、介郎は
頬をあからめ、ぼーっとしていた。


「あら。可愛い」


そんな介郎の反応に、思わず小夜は言った。


「じゃぁ、もう少しサービスしてあげようかなぁ」


小夜は、なんと体の位置をそのままに
介郎の顔面にしゃがみ込んだ。

下着がよく見える、なんていうものではない。
じかに、顔に下着が
いや、小夜のヒップが触れている。

介郎の息はどんどん荒くなり
その息は小夜のヒップを撫でる。


「きゃ。くすぐったい」


楽しそうに小夜ははしゃいだ。



そして……こんな状況にもかかわらず。


だんだんと……


大きくなった。


いや


大きくなってしまった……


介郎の男性器は。



クラスの女子の中で可愛い、好みの
いや、意中のあの子を
憧れの眼差しで盗み見ることはあっても
手を握ったり、下着を見たり
ましてや尻に触れたことなどない介郎だったから
それは当たり前の反応だったかもしれない。



「いや〜ん。エッチなこと考えてるなぁ」



成年向けラブコメマンガのヒロインのような
間抜けな言葉を発する小夜。
自分が性器の膨張を導いているというのに。





そう。大きくなった。


いや。大きくしてしまった……。



これが、「甘い目」をみられる
「甘い時間」の終わりであり


「酷い目」を味わうことになる
「酷い時間」の開幕となった……


しかし、表面上は、よりもっと甘い
いや、性的なシーンがつづくことには、なる。



その大きくなった介郎の男性気を
小夜は握った。


「なんか、ほどよく大きいけど
 まぁまぁ、可愛いね」

といいながら。

もちろん、同級生の女子から手で触れられることもない介郎が
一番敏感なその部分を、女性の手で触れられれば
膨張はさらに激しさを増す。


「いい具合いに大きくなってきたぁ」



小夜はますます興奮して、言った。
頬が赤々と染まっていく。



「よぉ〜し」



そんな間抜けな声とともに

その

もっともえげつなく
惨たらしい行為は


行われた。




小夜の手の中の男性器は


キュっと握った小夜の手によって


つぶされた。




その周囲のいたるところに血が噴出した。



介郎はいまにも泡を吹き出しそうなほど
悶絶していたが


まだ、終わりではなかった。


小夜は、今度は介郎の二つの睾丸を握り締め
それも潰した。


叫ぶこともできない介郎。

しかし、失神もできなかったため

まるでトラックにひかれたかのような
思い痛みを
股間に感じた。


そして……
尻、体中、腕の付け根、股間
いたるところから血が抜け落ちていく。


そう。意識が抜けていくのを
介郎は感じた。






小夜は最後にもう一仕事、と言わんばかりに
介郎の体を今度は起こした。



「じゃぁ、そろそろ終わりにしようかな」



まるで、幼児の女の子が
おままごとに飽きてそろそろ終わろうかというような口調で
小夜は言った。













[253] 小夜野小夜 11 投稿者: 投稿日:2010/03/24(Wed) 21:03  


「な”っ、な”っ……
 (何をするんですか……)」


声にならない声を、介郎は発した。


小夜は自分の提案「面白いこと」の内容を
相手に伝えることもなく
自分ひとりで満足して
その「面白いこと」の実行に取り掛かった。

介郎は恐怖で目を見開き、小夜をみているが
全く体が動かず、逃げることもできない。

仰向けに体を倒し、腕を床に投げ出している介郎。
その腕を、小夜は握った。

握られたその感触を
まず介郎は、冷たい、と感じた。
小夜の手は、血液が抜け始めている介郎の手よりも
なぜか冷たかった。

しかし、優しい、そしてやわらかい
そんな感触を
介郎はこの恐怖の中で感じとった。

触り方が、そっ、としていて
どこか優しいのだ。

小夜の顔を見ると、その顔も穏やかで優しい。


小夜はそうして、介郎の手を握った。


こんな極限状態でこのようなことを思い返すのも
どこかおかしかったが、しかし
介郎は、ガールフレンドもいない自分も
いつかは女の子の手を握れる時が来るかな
などと期待していたことを思い返した。


目の前には
想像上のガールフレンドのように
無邪気に微笑む小夜の顔があった。


「じゃ、いくよ」


小夜は言った。


いく?


一体、なにが、いく、のだろうか?


介郎は疑問に思った。


その瞬間、小夜が思い切り、介郎の両腕を引っ張った。


介郎はその時
ああ。これか。
と、そのことがまるで予測可能な
知っていることであったかのような
感想を浮かべた。


よく小学校の頃、友達とこうしてじゃれった。
両手を握り合い、
急に勢い良く腕を急速に引っ張ったり降ったりして
相手の腕をびっくりさせる遊びをして
じゃれあった。

腕の関節がはずれてしまうことがあるだめ
時々、PTAや教師たち大人が
その遊びをやめるように注意を促すことがあったが
まさか、ここでそんな遊びが出てくるとは

絶望的な状況の中、いきなり可愛い遊びが登場し
介郎はどこか気楽になった。

腕をびっくりさせるため、
腕の関節がはずれてしまうことがある
そんなことを聞いていたが
その程度ならば、今の自分が受けている
拷問のような虐待と比べればなんともない


…………………………はずだった。


しかし、腕だけでなく、介郎自体
びっくりした。


確かに、外れていた。


関節が、ではない。


腕自体が、体から外れていた。



小夜は立ち尽くし
介郎の体から外れた腕を
両手でぶらんぶらんさせていた。

腕の付け根の部分は、地で赤黒く見えた。


「ぁぁぁぁ……」


体は、叫びたくとも、叫ぶ力さえない介郎。
しかし、精神は恐ろしさのどん底よりさらに底の
もっと冷えた場所に突き落とされた。

目から涙がとめどなく流れる。


もはや、恐怖を通り越して
なんだか悲しくなってきた。








[252] 小夜野小夜 10(汁) 投稿者: 投稿日:2010/03/24(Wed) 20:43  



「鞭ばっかりじゃ面白くないか」

小夜は笑みながら一人つぶやいた。

しかし、笑みながらも頭の中では
この14才はあとどのくらいの虐待に耐えうるか
またはあとどのくらいの虐待で絶命するか
計算していた。

その目的はもちろん、できるだけ長く
介郎を苦しめておくためである。


少し考えて


「うん!そうしよう!」


小夜は、ポン、と手を打った。


そして、動けない介郎に近付いた。


介郎は震えながら、子供が嫌々するみたいに
顔を振ってそむけた。


そんな介郎の恐怖も全く意に介さず
小夜は介郎を四つんばいの姿勢にされた。

どこからか巨大な突起を取り出した。


巨大。とは、本当に巨大、である。

先端はややどがっていて、細いが
すぐに直径が7cmほどに変わる。

小夜は介郎をまるで馬のようにして
その上にまたがって乗った。
さらに、ただ乗っただけでなく
もはや鞭で服ズタズタにされ
剥き出しにされている介郎のその尻に
先ほどの突起の先端をあてがった。

そして言った。


「さぁ、お馬さんごっこだよ。
 このワゴンの中を走ってみようか。
 でも、遅くなったらだんだん、
 お知りにこれ、入れていっちゃうからね」


突起に指さしウインクし
小夜は言った。


「じゃ、走って」



しかし、介郎は走らなかった。
いや、走れなかった。
全身を鞭で傷つけられ、足も痛めていた。

走ろうとしても力が入らない。
もし走れば、体の筋が壊れてしまいそうな
そんな感覚が全身を支配していたからだ。
その上さらに、体に小夜が乗っているのである。

しかし、小夜は


「あ〜動かない場合も、遅くなった場合と同じで
 これ、入れちゃうよ」

といい、言ったそばから
ぐいぐいと、介郎の尻の穴に
突起を差し込んでいく。


「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!」


叫ぶと同時に、介郎は走り出した。
限界を超える、というとかなりかっこいい響きのする言葉だが
実際は、超えてしまった、というところだろう。
恐怖のあまりに体が無理を承知で動き出したのだ。

「そうそう!走れ走れぇ!」


小夜は陽気に言った。


しかし、もちろん介郎はすぐに原則した。


小夜は、何か注意をするでもなく、脅すでもなく
突起をどんどん介郎の尻に埋めていく。

目玉が飛び出そうなほどの肛門部の痛みに
介郎はまた、加速した。

「いいぞ、いいぞぉ」


そんな介郎の背の上では
上機嫌な小夜がはしゃいでいた。


しかし、またすぐに介郎は減速してしまう……


小夜は介郎の肛門に、さらに突起をねじ込んだ。

だが、今度は介郎は
加速しなかった。

いや、できなかった。


「があ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”
 あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!」


叫ぶことはできても、体を動かすことは
もはやできなかった。


しかし、小夜は宣言「原則したら入れる」の通り

結局、突起をすべて、介郎の肛門に
差し込んでしまった。

そこから、生々しいほどに赤い鮮血が
溢れている。


……のに。


のにも関わらず、小夜は少し機嫌悪そうに


「もう。だめね。罰よ」


と、その尻を蹴った。



蹴った。



蹴ったその動きは、地味な、シンプルなものだったが
小夜野小夜の蹴りである。
常人とは力が違う。

重く、鋭い。


「がはっ、   っ、    っ、    っ
   っ、     っ、 っ、  っ   っ  」


今度は激痛にもかかわらず
介郎は叫ぶことさえできなかった。
息絶え絶えだった。


うつぶせにつぶれて倒れている介郎の体の両肩に手を置き
小夜が、その介郎の体をひっくり返した。

尻が下になり、さらに激しい痛みが
介郎を襲った。

痛みに涙する介郎を、小夜はうっとりと眺めている。


「じゃぁ、今度は、もうちょっと面白いこと
 しよっか?」



年下の少年にお姉さんよろしく、この22才の女性は
悪戯っぽく提案した。







[251] 小夜野小夜 9(苦) 投稿者: 投稿日:2010/03/24(Wed) 20:20  




い、いやだ死にたくない恐いよいやだよどうしようどう
しよう、いやだいやだいやだいやだ助けて助けてああ殺
さないで死にたくないないないないないないないないない

小夜の恐ろしい宣告に
介郎は全身震えながらも、
気力を奮い立たせてワゴンの床を這い
小夜の足元まで動いた。

小夜はそんな介郎を見下ろし
楽しそうに観察している。

小夜の脚の下
介郎は額を小夜の足に、白いハイヒールに
無我夢中でこすりつけ
土下座のような格好で懇願する。

「だ、だずげでぐだざい……
 だずげで、
 おねがい・・・

 なんでも、なんでもじます
 どんなどごでも、じまずがら・・・・

 お、おねがいじまず・・・・・・」

涙混じり、鼻水交じりで
ひたすら懇願した。


そんな介郎に対して小夜は
ぞんざいな態度を取ることはしなかった。

救いの手を差し伸べるかのように
介郎と同じくらいまで低くかがもうとし
両手を介郎の肩にすえ
地に、自らの足に頭をたれるその頭を起こしてやった。

そして、優しい口調で言った。

「ごめんなさい。助けるのは無理です。
 だから、その代わり
 中途半端じゃなく、全力で、全精力をこめて
 いたぶって、殺してあげるね」

丁寧な口調だったが、後半は語尾にハートマークを
つけそうなほど、ミーハーな口調になっていた。

態度は、態度だけは、ぞんざいでは無い。
しかし、その言葉の意味は
介郎に対する
否、一人の人間に対する尊厳などまったく存在せず
ぞんざいとしか思えないものだった。

声にもならない声で泣きながら
介郎は震えた。


「ほら。立って」


いじめらて泣いている児童を
心の優しい、若い女の先生が
慰め、立たせてあげるように
小夜は立ち上がりながら
介郎の両肩をやさしく持ち上げてやった。

もうわけがわからず、恐怖で満たされた介郎は
されるがまま、立ち上がった。


そんな介郎を見て、小夜はにっこりと笑み


「じゃ、いくね」


と虐待の開始を宣言した。


「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア
 アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
            アアアアアアアアアアアアアアア

 アアアアア
  アアアアアアアアアアアアアアアアア
 
  アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」


宣言とともに、介郎の悲鳴が響き渡った。

そう。再び鞭を、小夜が介郎の全身に
今度は30発、一瞬のうちに叩き込んだのだった。

車内に介郎の血が飛び散る。


「痛(いだ)い!いだぁぁあああああ!
 いだいよぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!」


介郎は叫んだ。



小夜は気持ち良さそうに、楽しそうに
悦に入って、笑う。


「そう。もっと聞かせて。
 その悲鳴」


小夜は言うが、当然



「やだあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"
あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"
あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」


と、介郎は叫んだ。






[250] 小夜野小夜 8 投稿者: 投稿日:2010/03/24(Wed) 19:54  



――――――――――――――――――――――――――――

ゲーム

『5分間声を出さない』

小夜野小夜 VS 川上介郎


(ルール)
小夜が介郎をいたぶる。
そのいたぶりはじめから5分間
介郎が声を出さなかったら、介郎の勝ち。
声を出したら、小夜の勝ち。

(小夜が勝った場合)
 介郎が殺される。

(介郎が勝った場合)

 介郎は逃げらる。


――――――――――――――――――――――――――――


ゲームは始まった。

死ぬ気で……声だけはこらえなければならない。
声を出したら死ぬ気どころか、本当に死んでしまう……

介郎は覚悟を決めた。


「あがああああああああああああああああああああ

 あああああああああああああああああああ!!!!」


決めたはずの覚悟は、一瞬で打ち砕かれた。


いつの間にか小夜の手に握られていた鞭。
長い一本鞭が
一瞬のうちに、介郎の全身を襲った。

しかも、一瞬のうちに、20発。

脚、体、又、腕、首、顔、頭

そのすべてに、しかも急所を含んで。

常人であれば、悲鳴をあげずに入られないそんな痛みを
わけもわからぬまま、目にも止まらぬ速さで
たったの一瞬で喰らったのだ。

気が付けば、介郎の服はズタズタに引き裂かれていたし
歯は半分以上が、かけていた。
腕も体も脚も、大きな傷で避けていた。

魔弾の射手、排除班隊員……小夜野小夜子。

恐ろしい実力の持ち主であった。


「ゲーム、『五分間声を出さない』
 勝者、小夜野小夜!
 敗者、川上介郎!

 勝者には川上介郎を殺してもいいという
 特権が、賭けの勝利により
 手に入ります。

 なお、川上介郎がこの特権を受け入れず
 逃亡ないし妨害を試みた場合
 我々、賭博調停班は、全力を持って
 川上介郎を粛清します!

 それでは時間です!
 特権を開始してください!」


ワゴンの壁にもたれ、介郎は倒れたまま
動けなかった。
否、正確には、体を小刻みに震わせて
失禁していた。
立ち上がれなかった、といったほうがよいだろう。


「た、た、た、た、た、た、たすけて……」


つぶやく介郎。

しかし小夜は満面の笑みで一人
うんうんと頷き。


「覚悟を決めてくれたんだね。
 いい子だね。
 ご褒美に、一瞬で終わらない
 たくさんの苦痛をプレゼントしてあげる!」


小夜は介郎に向かって、一歩を踏み出した。






[249] 小夜野小夜 7 投稿者: 投稿日:2010/03/24(Wed) 19:42  




5分間声さえ出さなければ……
逃がしてもらえる。

小夜はそう言った。

しかし、おそらくはその5分間には
恐ろしく酷い拷問が
介郎の体を襲うのだろう。

それを考えると、介郎はどのみち絶望的な気持ちだった。

しかも、その賭けでもし万が一介郎が勝ったといても
小夜が約束どおり、介郎を殺さないという保障は
どこにも無いのだ…


「あ〜」


人の秘密をみつけたことで嬉しがっている少女のような
嬌声を小夜は発した。


「もしかして、わたしが約束を守らないとか
 思ってるでしょう?」


介郎は無言だったが、図星だった。


「その点は、大丈夫よ」


しかし、小夜は落ち着いた声で
優しく言った。


「これ、見て」


小夜は、介郎の体をいったん解放し
携帯の画面を介郎に見せた。

画面には

「魔弾の射手 賭博調停班」

と着信相手が表示されている。


「実はね、私達、魔弾の射手のいちば〜ん偉い人ってね
 賭け事が大好きなのよ。
 それでね、賭け事の不正がないように
 賭け事の不正を取り締まって
 賭け事を成立させるための組織、賭博調停班、を
 つくったの」


介郎は、何のことかさっぱりわからす
ぼけっとした顔でいるが
小夜は続けた。

「わたし、あなたにこの、5分間声を出さなかったらっていう
 うーん……ゲームね
 これを提案した瞬間から、この携帯を
 賭博調停班とつないでいたの。
 だから、さっきのやりとりもしっかり
 調停班はおさえているわ」

そういって、小夜は携帯を介郎に渡した。


携帯を耳に当てると

事務的な口調の女が出た。

「こちら、賭博調停班です。
 ただいまのお話、うかがわせていただきました。
 この5分間声を出さなかったらあなたを逃がす、
 というゲームにおいて
 約束を守らないなどの不正は、
 私どもで一切認めません。
 もし、小夜野排除班隊員が
 ルールを違反すれば、私達は全力を持って
 小夜野排除班隊員を排除します。
 ご理解いただけたでしょうか……」


あまりに突然のことで、頭がぼーっとしてしまうが
どうやらこの話に現実味が帯びてきたようにも
介郎には感じられた。
そう。その道、このゲームにのるしか
生き残るすべは無いのだ……


「わかり……ました」

そう答えると、


「それでは、ゲームを
 5分間声をださない、ゲームを
 開始いたします」


携帯が急にハンズフリーに変わって
大きな声がした。

介郎は思わず、携帯を落としてしまった。


小夜は美しい顔で
嬉しそうに笑った。

口の端を吊り上げて……笑った。




[248] 小夜野小夜 6 投稿者: 投稿日:2010/03/24(Wed) 19:25  




このワゴン車は一体どこに向かっているのだろう……


カーテンで閉ざされた窓を見て、介郎は疑問に思った。


「気になる?」


介郎の視線に気付いた小夜が、いたずらっぽく笑った。


「え?」


何を察されたのかさえわからない介郎は
ぼんやりと聞き返した。


「窓の外、気にしてるでしょ。
 どこに連れて行かれるか、気になるのね?」


「あ。はい・・・」


そう答えても、小夜はクスクスと笑うだけだった。


「あの……魔弾の射手って
 たしかテレビジャックの人たちですよね…
 あの……なんで人を殺すんですか?」


怯えながら、介郎はきいた。


小夜は、目をクリクリさせて答えた。
それはまるで、恋にときめく乙女のようだが
それが故意に行っている演出なのか
天然の態度なのかは不明である。


「私達は世界を崇高な存在へと導くために
 立ち上がった。
 それが私達の指導者様の意志だけれどね
 でも、わたし自身は少し違うかな」


「え?」

「衝動、よ。衝動的に組織の意図に賛成して
 衝動的に組織の活動に快楽を見出して
 衝動的に男を殺してる」

「男を?女は殺さないんですか?」

「そう。私達は男だけを殺す。
 組織の理屈はね、今までの世界は男が作ってきた。
 しかし、男が作った世界は穢れている。
 だから私達は
 科学的に培養した精子において子孫を残し
 男を殺し
 世界を浄化するってことなんだけど
 わたしは単なる衝動なの。

 衝動的にね、男を殺してしまいたいだけ」


目を輝かせてそんなことを言われると
介郎はかえって恐ろしくなる。


「あの……僕みたいな子供
 (といっても俺は14でもう大人のようなもの!)
 は、殺されるんですか?」


ときくと、小夜はうーんとうなって

「それが私、組織の説明よ〜く聞いてなかったからなぁ。
 わかんないんだよねぇ。
 今、確認取ってるとこ。
 確か、奴隷として生かしておく男は
 いたと思ったんだけどなぁ……」



奴隷……殺されるのは嫌だが
なんだかとても救いようが無い未来が暗示される言葉だった。


介郎はがっくり肩を落とした。


その時、小夜の携帯に着信があった。

小夜は携帯に出たものの
「うん」「うん」「はい」「わかった」
の短い4言だけで電話を済まし、介郎の方に向かった。


そして、介郎に言った。

「やっぱり、子供でも殺しなさいって。
 やったね、また殺せるよ〜」

介郎に言葉を向けているものの
まったく他者視点が無い、小夜のための言葉だった。

介郎は再び、ガタガタ震えだした。

「やだぁ。そんなに震えちゃって。
 よけいに燃えちゃうじゃない」

白いワンピースを染めた赤い血が
炎のように見えた。

「い……いやだ。殺さないで」


介郎は哀願した。

「うーん。それは運が無かったってことね。
 奴隷部隊に見つかってたら、生かされてたと思うけど
 私は排除部隊だから、殺さないといけないし
 ごめんね」


そう言うと


「さぁてと……」


元気に立ち上がる小夜は
気持ちのいい笑顔で


「じゃぁ、お姉さんが殺してあげる」


と言った。



刹那、介郎はワゴンを降りようと
ワゴン後部のドアに飛びついたが
すぐに小夜に後ろからはがいじめにされた。


「た……





 助けてええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 えええええええええええええええええええええええええ
 ええええええええええええええええええええええええ!」


大声で

車が壊れるくらいの大声で

世界の果てまで届いてしまうばかりの大声で

精魂尽き果てんばかりに介郎は叫んだ。


しかし、小夜はびくともせず
体をはがいじめにしたままである。


介郎からは見えなかっただろうが
その時、何を思ったか
小夜はとても……



厭(いや)らしい笑いを浮かべた。



そして、言った。


「そっかぁ。そんなに殺されるのが嫌かぁ」


「はいっ!嫌です!殺さないで!!!」


「じゃぁ、選ばせてあげる」

小夜はそう言ったが

「たっ、助けてください!」

介郎の耳にそんな言葉は入らない。


痛い!


介郎は頬に痛みを感じた。


思い切り小夜につねられた。


「ちょっと、ちゃんと聞いて」


びしっと、小夜に言われ
介郎は不安をなんとか押さえ
叫ばず暴れず、聞いた。



「選ばせてあげる。
 いまこの場で殺されるか
 それとも、今から私にいたぶられてから殺されるか?
 どっちがいい?」


「え・・・ええ??」


介郎は混乱した。
どっちみち死ぬの?嫌だ!嫌だ!嫌だ?


「いたぶられたほうが、時間的には長生きできるよ」


救いようの無いことを、まるで救いのように
小夜は静かに言った。

「いたぶられるなんて、嫌です……」


介郎はそう言った。

じゃぁ、死になさい、とすぐに殺してしまうことも
小夜にはできた。
しかし、そうしなかった。

少しの間でも会話を交わした相手
しかも子供を
そんなすぐに殺してしまうのは
面白くない話だったからだ。

小夜は少し考えた。
どうすれば、介郎が
いたぶられる、の方を選ぶかを。

もちろん、問答無用でいたぶることも
小夜には簡単にできるが
しかし、自らいたぶられることを望ませたほうが
なんとも興奮することだろうと
小夜は思っていた。

恐怖に震えている介郎の耳元に
小夜はこう囁いた。


「じゃぁね、今から5分でいいから。
 一言も声をあげなかったら
 逃がしてあげる」













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