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健二さ んの作品<マゾ奴隷・健二の雑記帳>


<マゾ奴隷・健二の雑記帳>
         7. レーヌの思い出(7)
 レーヌでは十数名の女王様にお仕え申上げました。
後半のプレイでは殆どローザ女王様にお仕え申上げましたので、他の女王様には マッサージ奴隷としての御奉仕がほとんどでございました。
 しかし当然のことでございますが、プレイ室での女王様のお振る舞いは十人十 色であらせられ、マッサージをさせて戴くだけでもお仕え申上げることの難しさを身 にしみて味合わせて戴きました。
 奴隷の分際でこのようなことを申し上げるのは恐れ多いことでございますが、 女王様方のプレイ室でのお振る舞いには三つのタイプがあったように感じておりま す。
 第一は「勿体なくも奴隷の相手をして下さる女王様」、第二は「奴隷の存在を 全く無視して雑誌等を御覧遊ばす女王様」、そして第三が「目をお閉じになり、お眠 り遊ばしているような女王様」でございます。
勿論、奴隷としては第一のタイプの女王様がお仕え申上げる手ごたえを直接に感 じ取れるという意味ではお仕え申上げやすい女王様でございます。
 おみ足をお揉み申し上げている時に、空いた方のおみ足で私の股間をまさぐっ て戴いたり、おみ足のお指で私の乳首や鼻、口をつまんで戴いたりして喜ばせて戴く のもこのタイプの女王様でございます。
 しかし一方、このような女王様のおみ足の御所作に対して、嬉しさのあまり肝 心のマッサージの御奉仕がおろそかになったり、逆にマッサージに熱中するあまり、 女王様の御所作に対して女王様への感謝のお礼を申し上げるのを忘れたりして厳しい お叱りをお受けすることもあり、気が抜けないのも確かでございました。
 また女王様からお言葉を賜ったり、色々と御下問を戴くのも奴隷にとりまして は光栄であり、嬉しいことではございますが、お答えに困ることもあり大変に気を使 うこともございました。
 例えば、おみ足の裏を私の顔に押し付けて戴いて、「どう、私の足の臭いは ?」と御下問を戴くことがございます。奴隷としましては当然のことでございます が、「有難うございます。とても良い匂いがいたします」とお答え申し上げることに なりますが、「良い匂いでは判らないわよ。私にはいやな臭いだけど、お前には何の 匂いがするの?」と追い打ちを掛けてからかわれ、ご返事に困ったこともございまし た。
 第二のタイプの女王様にお仕え申上げるのはまた違った意味で難しゅうござい ました。このタイプの女王様はプレイ室に雑誌と共にお飲み物やおタバコをご持参に なられます。
 私が召使奴隷としてのご挨拶を申し上げますと、おみ足を私の顔の前にお突き 出し遊ばして「マッツサージしてちょうだい!」と一言、御命令をされるなり、私の ことなど全く無視して雑誌をお開けになり一心に御覧遊ばします。
 時々、お飲み物をお召し上がりになってはいますが、奴隷に対しては全くお言 葉を戴きませんので御奉仕に御満足を戴いているのかどうか不安になります。
 しかし、雑誌を御覧遊ばしている女王様に勝手に声をお掛け申し上げるのも無 礼になりますので、私も一心にマッサージを続けさせて戴くしかありません。
 ところが、あまりマッサージに熱中していると気が付かないうちに女王様がお タバコをお出しになっており、火をお付け申し上げるのが遅れてしまって厳しくお叱 りを戴いたこともございました。
 第一のタイプの女王様にお仕え申上げる時は、マッサージの場所、強さなどに ついて女王様御自身からご指示を戴くこともあり、ご指示が無い時は私からお伺いを 申し上げることも出来ますが、第二のタイプの女王様の場合はご指示を戴くこともな く、私からお伺い申し上げる雰囲気でもなく、大変、お仕え申上げるのが難しいもの でございました。
 特に女王様から御反応ないのでそのまま御奉仕を続けさせて戴いております と、急に御覧遊ばしていた雑誌をお閉じ遊ばして、「お前、真剣にやってるの?  ちっとも効かないわよ」とか「ばか! 痛いじゃないの。もっと丁寧にしなさい」な どとお叱りを戴くこともございました。
 第三のタイプの女王様は第二のタイプの女王様とほぼ同様でございますが、お 目をお閉じ遊ばしているために、恐れ多いことではございますが、時々は女王様の御 表情をそれとなく拝見させて戴いて私の御奉仕の良否を判断させて戴くことも出来ま す。
 本当にお眠りあそばしているのかどうかは判りませんが、万一、お眠り遊ばし ている場合のことを考えて、お眠りを妨げないように、静かに、丁寧にご奉仕申し上 げることが大切だと思っておりました。
 このようなレーヌでの経験から、御主人様(或いは女王様)にお仕え申上げる ことの難しさと、マゾ奴隷の道を極めることの困難さを身にしみて感じました。
 当然のことですが、奴隷にとりましては御主人様(或いは女王様)のご性格や お好みを良く存じ上げてお仕え申上げなければ御満足を戴く御奉仕は出来ないこと、 またお仕え申上げる時々の状況やその時々の御主人様(或いは女王様)の御気分に応 じた御奉仕の仕方が大切であること等を学ばせて戴いたように思います。

 しかし私のような未熟な奴隷にとりましては、このようなことはとても及ばな いことであり、今後、お仕え申上げる都度、御主人様より厳しいお叱りを戴きながら お躾けを賜り、勉強をして行かねばならないと意を決しております。

 この意味からも奴隷・健二は御主人様のお情け深いお慈悲におすがり申し上げ る次第でございます。

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