モ ナさんの作品「スチュワーデス専属奴隷物語―第1章  奴隷生活への片道切符―」
筆者よりコメント:みなさんこんにちは。以前「女権国家のある日の光景」シリーズを投稿させても らったモナ君と申します。
この度新たな作品を書きましたので、またこちらに投稿させていただくことにし ました。
今回は現代、というより近未来(?)の日本が舞台の長編です。「女権国家」シ リーズは短編ということもあって割合あっさりとした描写でしたが、今回はしつ こいくらいのネチネチとした虐めの描写というのを試みてみました。
市販のM小説なんかを読んでいると、主流になっているのは「お互いに合意の上 でのSMプレイ」「遊戯色の強いSM」といったものが大半のようですが、僕はそう いうものでは物足りない人間でして、やはり「男が無理矢理屈服させられて、本 人の意思とは無関係に奴隷にされる」というストーリーが好きです。これは、子 供の頃に見た特撮番組の「悪の女幹部」の存在が僕のこういった性癖の原点であ ることと関係しているのかもしれません(「宇宙刑事シャイダー」のギャル軍団 とか、「超新星フラッシュマン」のレー・ネフェルとか、その他諸々です(^ ^;)。
で、前作は制度的な女性上位社会の話でしたので、今回は「現実の話でありなが ら非日常的な空間の中での話」を書いてみたいと思い、女子寮で働かされる奴隷 達の悲惨な生活というのをテーマにしてみました。はっきり言って、かなり好み が分かれる内容だと自分でも思うのですが、一人でも多くの方に楽しんでいただ ければと思います。
なお、当然のことながら、実在の人物・組織などとは全く無関係であることをお 断りすると共に、この作品は単なる性的な嗜好・娯楽に基づいて書かれたもので あり、作者の個人的な思想信条とは一切無関係であることを最初に申し添えてお きます。


第1章  奴隷生活への片道切符

 

・・・ますます不況が深刻化し、貧富の差が急激に拡大した日本。

首都圏の空港近辺に点在する大手航空会社の女子寮。その一つであるA女子寮で は30人ほどの独身スチュワーデス様達が生活しています。

「寮」とはいえ、流石に福利厚生の充実した大企業のものだけあって外観は白亜 の宮殿のような作りで、広大な敷地内にはプールやテニスコートまで付属していま す。

山田克哉、24歳。彼はこの春からここで召使いとして働くことになりました。

克哉は身長165センチの何ら特徴のない顔立ちで、真面目さと人柄の良さだけ が取り柄の青年でした。努力家だった彼はもともとは地方の上位クラスの公立高校に 在籍していたのですが、その時に事故で両親を亡くして学校を辞めて働かざるを得な くなったのでした。

とはいえ、中卒の彼に出来るような仕事といえば3Kの肉体労働くらいしかな く、しばらくして体を壊した彼はとうとう住む家も失ってテント暮らしの日雇い労働 者として生きていくことになりました。

しかし日雇いとはいえこの御時世に体の弱い克哉に勤まるような仕事はほとんど なく、福祉ボランティアや宗教団体の炊き出しで細々と食いつなぐ毎日を送っていた ところへ、手配師によってこの仕事を紹介されたのでした。

女子寮への住み込みの使用人。給料は月10万足らずで、そこから下宿費や食費 などを引かれ、手元に残るのは雀の涙ほどの額。しかし、取りあえず衣食住が保障さ れているということで克哉は路上で餓死するよりはマシと思いこの仕事に就くことに したのです。

その寮では克哉の他に3名の使用人が働いており、使用人達が生活する小屋は敷 地の隅の一日中日の当たらない薄暗い場所におまけのように立っています。まるで物 置のような木造の粗末な小屋で、女子寮の豪華な建物とは全てにおいて対照的でし た。

克哉はまず、その小屋の中で使用人頭をつとめる徹夫という初老の男性と会いま した。

徹夫はすでに50も半ばに差し掛かっており、155センチあまりの短身。かつ ては小さな電気屋を営んでいたのですが、人の良さだけが取り柄だった彼はこの不況 下の荒波を渡っていくことができずに膨大な負債を抱えて倒産、家族とも離ればなれ になって数年前からここで働いているのです。

克哉はここで、徹夫から「使用人としての心得」を聞かされました。そして、そ の内容は思わず唖然となるようなものばかりでした。一つ、御主人様であるスチュ ワーデス(キャビン・アテンダント=CA)様達に対しては必ず「様」付けで名をお 呼びして最上敬語を使うこと。一つ、御主人様の御命令には絶対服従すること。一 つ、御主人様の御前では額を地に付けての土下座が基本姿勢であること、等々。

「もうすぐ寮長の奈緒子様がお帰りになられるから、克哉君、まず御挨拶に行こ う。今言った通り、くれぐれも粗相のないようにね」

徹夫がそう言ってからしばらく後、寮の駐車場の入り口に立つ警備員の恭しい礼 を受けながら、重々しいエンジンの音と共に一台の黒い高級車が入ってきました。寮 長である奈緒子様がお戻りになられたのです。奈緒子様は国際線勤務の29歳のCA 様で、この寮では最年長ということもあって寮長を任じておられます。勤務中は纏め ている肩の下まで伸びた長い黒髪をほどいたその美貌は、道行く人の大半が思わず振 り返ってしまうほど洗練されています。空港から直行でお帰りになられた奈緒子様は 首もとにスカーフを巻いた紺色の制服を着ておられるのですが、長身のスラリとした 体型にそれが実によく似合っていました。

一方、奈緒子様の車の助手席にはこの寮に住む後輩CAの由香様が同乗しておら れました。23歳の由香様もCAの職に就いておられるだけあってスラリとしたモデ ルのような長身ですが、髪をショートカットに纏めたその顔立ちは「可愛らしい」と いう表現がピタリとくる二重瞼の大きな瞳が特徴的な女性です。

車のドアが開けられる前に、徹夫は克哉の手を引いてドアの傍らに駆け寄り、駐 車場のアスファルトに頭を擦りつけるように土下座しました。克哉は呆気に取られて しまいましたが、先程言われたことを思い出して渋々徹夫に習います。

「奈緒子様、由香様、お帰りなさいませ。お疲れ様でございました」

ドアが開けられると同時に徹夫は地面にめり込むように擦りつけた顔を僅かに上 げてそう申し上げ、再び顔全体を地面に密着させます。克哉は流石にそこまでは出来 ず、地面から20センチほどの位置で顔を伏せていましたが、その視界に光沢を放つ 一対の漆黒のヒールが入ってきました。

「これ、見かけない顔だけど?」

「はっ、由香様。こちらは新入りの克哉と申す者です。どうかよろしくお願いい たします」

「よろしくお願いします・・・」

克哉も徹夫の後に続いてそう言いました。と、それに答えるかのように克哉の顎 の下に由香様のヒールの先が掛けられ、克哉の顔を有無を言わさずにグイと上向きに させました。

克哉の視界が急に切り替わり、片手を腰にあてがって立つ由香様の上半身が眼に 映ります。

(綺麗だ・・・)

飛行機など一度も乗ったこともない克哉は、足元に土下座させられた上に靴で顔 を上向けにされた屈辱も忘れ、TVでしか見たことのないその華やかな制服を着こな した由香様のお姿に一瞬見とれてしまいました。それは、彼が今まで生活してきた地 方の学校や日雇い労働者の居住区とは全く無縁の存在だったからです。

が、由香様は克哉のそんな思いなど意に介さずといった感じで、値踏みするかの ように上から克哉の顔を見下ろしています。

「ふ〜ん、ま、良くも悪くもないって感じね。お前、年は幾つなの?」

「に、24歳です」

「そう。・・・まあ何があったか知らないけど、ここに使用人として来るなん て、お前も哀れよねえ」

由香様の何気ないその言葉は、克哉の今後の悲惨な生活を一言に集約して予告し ていたのです・・・。

「それより、お前」

と、今まで克哉の様子を冷ややかに眺めていた奈緒子様が口を開かれ、足元に這 いつくばる徹夫の頭頂部を無造作に一蹴りしました。徹夫はようやく顔を上げる

ことを許され、恐る恐るといった体で奈緒子様を見上げて次のお言葉を待ちま す。

「この前私の車を洗ったのは誰なの!?」

御主人様達のお車を毎日綺麗に洗ってピカピカの状態に保っておくことも召使い 達に課せられた労役の一つです。

「はい、わたくしめでございますが・・・」

と徹夫が答えた瞬間、奈緒子様の長い御美脚が翻ったかと思うと、その靴底がガ ツという音を立てて徹夫の顔面をまともに直撃しました。「ひっ」という悲鳴を発し て徹夫は不様な格好で後ろへ蹴り飛ばされましたが、反射的に起き上がって再び元の 姿勢に戻ります。

「フロントガラスの隅の方が曇ってるじゃない。あれで洗ったと言うつもりな の、お前は!?」

「申し訳ございません!」

徹夫は必死で土下座して許しを請います。短身の初老の哀れな男が、自分よりも 遥かに年下の長身の美女の前に這いつくばり、顔を地面に擦りつけているその光景は 異様に映りますが、ここではそれが当たり前なのだということを克哉はやがて知らさ れることになるのです。しかし奈緒子様は徹夫の必死の謝罪にも全く心を動かされた 様子はなく、「由香」と言って目配せをしました。

「は〜い、奈緒子先輩。『奴隷の粗相は体で覚えさせるのが基本』ですよね。フ フフッ」

由香様は悪戯っぽく笑うと、足元の徹夫を見下ろしつつ「顔上げなさい」と命じ ます。徹夫が顔を起こすと、由香様はその髪を鷲掴みにして徹夫の顔を自分の目の前 に引き寄せました。

「しっかり歯を食いしばっているのよ、ウフフ」

由香様はそう言うや否や、手首を翻して徹夫の頬に強烈な平手打ちを見舞いまし た。

ビシッーン!という小気味良い音と共に徹夫の顔が横に弾かれます。が、すぐに その髪を掴んだ由香様によって再び正面に据えられ、往復の平手打ちが2度、3度と 繰り返されていくのでした。

どのような叱責であろうと、たとえそれが自分のせいでなくても、全くの言い掛 かりであっても、使用人には反論することなどできず、全て自分の責任として罰を受 けなければならないのです。徹夫はあまりの痛さに涙を滲ませながら、ひたすら由香 様の平手打ちに耐えていました。

「克哉、だったわね。お前もいい機会だからよ〜く見ておきなさい。粗相をした 奴隷がどんな目に合うのかをね」

由香様は手を止めて克哉にそう声を掛けると、再び徹夫に向き直って平手打ちを 再開します。20発近く平手打ちが放たれ、徹夫の頬が真っ赤に変色した頃になって 由香様はようやく手を止めました。

「じゃあ、奈緒子先輩。フィニッシュをお願いしますね」

「ええ、いいわよ」

奈緒子様は意識朦朧となっている徹夫の髪を掴んで自分の正面に引き据えると、 何の前触れもなしにいきなり徹夫の腹を正面から思いっきり蹴飛ばしました。徹夫は 「グエッ!」と蛙のような悲鳴を上げて倒れ込みます。

「奈緒子先輩、いつもながらお見事ですね〜。アハハハハ」

由香様は楽しそうに拍手を送ります。克哉は先程からのその光景にただただ呆然 としていましたが、やがて奈緒子様と由香様は地面に倒れて苦しげに呻いている徹夫 を余所に肩を並べて寮の建物の方に歩いていかれました。

克哉は徹夫の元に近づき、「大丈夫ですか?」と心配そうに声を掛けます。

「ああ、私のことはいいから、早くお二人のカートをお運びしないと・・・」

徹夫は痛そうに腹を押さえて立ち上がり、ロックの開けられた奈緒子様の車のト ランクからお二人のカートを取り出し、丁重な手つきでそれを抱え、駆け足で奈緒子 様と由香様の後を追います。克哉も片方のカートを抱えてその後に続きました。

(使用人っていうのは、そこまで卑屈にならなければならないのか・・・・)

徹夫のその姿を目にして、克哉はこれから先の自分の姿を想像し、暗澹たる思い にとらわれたのです。

「そうそう、由香」

寮の方へ歩きながら奈緒子様が言いました。

「あの新入りの奴隷の教育、あなたやってみる?」

「え〜、私がですかぁ?でもどうやったらいいか詳しくは知らないし・・・」

「そんなに難しいものじゃないわ。好きなようにやればいいのよ。でもあんまり やりすぎて壊すのは駄目よ。ウフフフ」

「分かってますって。まあ、ムシャクシャした時はストレス解消用に使うかもし れないですけどね。アハハハ」

「じゃ、お願いね」

「は〜い。・・・・克哉、お前は今からあたしの部屋へ付いてきなさい」

由香様は後ろを振り返りつつそう命じたのでした。

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