SPIT MEさんの作品「レイコとシンジ-WHIP AFTER WHIP-前編」
筆者よりコメント: 大変ご無沙汰しております。SPIT MEです。本当にひさしぶりですが、レイコとシンジの続編をお送りします。夏合宿の続編で書き始めたのが、いつの間にか既に晩秋になってしまいました。本当はこちらを先に書き始め、夏合宿は「フラフラになるまでしごかれた夏合宿が漸く終わり」の一言で片付けるつもりだったのが、案外興がのって一編に仕立てあげたんですが。
この分だと、一年中夏の甲子園をやっている、少年野球コミックみたいですね。
今回は前、後編共、シンプルに鞭オンリーです。相当古いSM雑誌の特集ですが、今は亡きSMコレクターという雑誌の1980年11月号(だったと思います。違っていたら、ごめんなさい)で、「戦慄の鞭」という凄まじい鞭プレイのレポートがありました。はじめてその号を見た時のショック、感動のひとかけら程度でも、伝えられたら、と思います(因みに、SMコレクターのバックナンバーは早稲田や神田の古本屋では結構見かけますが、一冊5000円近くするようです。余りの高さに仰天しました)。
| <レイコとシンジ-WHIP AFTER WHIP-前編> 信次たちの悪夢のような合宿が漸く終わった。だが、二人の長い夏休みはまだまだ始まってもいなかった。合宿は期末試験の採点期間を利用していた。つまり、夏休みはまだ、始まってもいなかったのだ。合宿で刻み込まれた全身の痣が消える間もなく、終業式があわただしく終わった。期末試験の結果は惨憺たるものだった。試験中も、必死で考えても問題の意味さえ理解できない部分すらあり、嫌な予感はしていたが、結果は想像以上に悪かった。既に信次たちはクラスの下位10位に入っていた。入学した時は自分たちより遥かに頭悪そう、と思っていたクラスメートにも負けていた。このままでは落ちこぼれ一直線になりそうだった。 今の段階なら少し勉強すれば遅れは取り戻せるかも知れない。だが、慎治たちにそれは許されない贅沢だった。通知表を見た慎治たちの両親の嘆きは相当のものだった。「慎治、なんでこんなに成績ひどいに落ちちゃったの・・・こんなんじゃ、お母さん、恥ずかしくてクラス会にもいけないわ・・・」慎治の母は余りの酷さに泣き出してしまった。「全くだ。慎治、おまえ一体、どうしてしまったんだ?折角、名門の聖華に入れたというのに・・・大体、おまえ、礼子さんに恥ずかしくないのか?あんなしっかりした、頭の良さそうな子に親しくしてもらっておいて、最高じゃないのか?だったら、少しは勉強にも張り合いがでるのが普通じゃないのか?もう、慎治のことがわからないよ・・・」慎治の父はソファーに座り込んだまま、頭を抱え込んでしまった。「そうよ、大体慎治、礼子さんはお父さんのお得意先の社長ご令嬢だって、慎治だって知ってるでしょ?それが、慎治がこんな落ちこぼれになっちゃうなんて・・・お父さんだって恥ずかしくて、お仕事に差し支えちゃうじゃない・・・」「全くだ。お前が礼子さんと同級生だっていうことで、先方だって気を使って注文を増やしてくださったんだ。それが、おまえがこんな、落ちこぼれ同然の成績になるなんて・・・父さんの立場も少しは考えてくれよ・・・」泣き出したいのは慎治のほうだった。だが、もうどんなに説明しても、判ってもらえそうにはなかった。 礼子は完全に慎治の両親を取り込んでいた。ましてや、礼子たちには一生、外を歩けなくなるほどの恥ずかしい写真を大山盛りで撮られていた。誰にも、両親にすら助けは求められなかった。礼子がその気になれば、自分を破滅させるだけじゃなく、父の仕事を失わせることだって、簡単そうだった。逃げ道はとうにふさがれていた。そして、慎治の父は自分の息子に死刑宣告を言い渡してしまった。全く、そうとは意識すらせずに・・・「兎に角、慎治、このままじゃ、おまえは駄目だよ。あの話、礼子さんたちと合宿で東大生の家庭教師に勉強を見てもらうって話があったな、あれ、是非ともお願いしとくんだな。今年は家族旅行はなしだ。慎治、せめてもう少し、人並みの成績に戻るまで、旅行もパソコンもお預けだ。」「そうよ慎治、一週間でも二週間でも、礼子さんたちの都合にあわせて是非とも連れてっていただきなさい。私からもよくよくお願いしておくわ。」 慎治の両親と話すときの礼子の応対は完璧だった。本当に親身に慎治のことを心配しているようだった。端々にさりげなく、同行する家庭教師の優秀さを織りまぜられ、慎治の両親はすっかり安心して慎治の全てを礼子に一任してしまった。「礼子さん、お願いします。一人っ子ということで、私たちは慎治を甘やかし過ぎたのかもしれません。どうか礼子さん、慎治の性根を叩き直してやってください。勉強や他の掃除、選択といった雑用でも構いません。さぼるようだったら、遠慮なく引っぱたいてやってください。」 慎治の母の懇願に、礼子は内心笑いをこらえるのに必死だった。(お母さん、安心してね。勿論、遠慮なく引っぱたいてあげますとも。それにしても、こんなに簡単に騙されるなんて、慎治もバカだけど慎治の両親も大したことないわね。)だが、内心とは裏腹に礼子の口調はあくまで優しく、上品だった。「そんな、お母様。慎治君を引っぱたくなんて、そんなことできませんよ。」(言われなくても、思う存分引っぱたいてあげますとも。嫌というほど、鞭を味あわせてあげますよ。それにしても、慎治がどういう目に合わされているか、このお母さんたち、知ったらどう思うかしら。ちょっと試してみたい気もするわね。) 出発日はあっという間に来て、慎治たちは白馬の礼子の別荘に連れて行かれた。確かに礼子たちの説明通り、家庭教師の東大の学生は一緒だった。彼らは別に礼子たちの奴隷でもなんでもない。むしろ頭脳明晰で、体格の非常によい、マッチョ系の男だった。だが、それがまた問題だった。彼らは二人とも体育会、東大では運動会と言うが、のボディービル アンド ウェイトリフティング部に所属している、基本的にマッチョ系のゲイだった。しかも、悪いことにS系であり、なよっとした軟弱坊やを無理矢理レイプするシチュエーションに憧れている男だった。だが、頭の良さ、毛並みの良さからそれを実行に移すことができないでいた。彼らにとって、礼子たちの申し出は渡りに船だった。勉強合宿についてきて欲しい。勉強も本当にやる。毎日2-3時間は自分たちの勉強も見て欲しい。勿論、破格のバイト料を弾む。その上、慎治たちを思う存分レイプして構わない。慎治たちを口止めする材料はたっぷりとあるから、後腐れは一切無い。その代わり、現地までの自動車等、交通手段も提供して欲しい。おいしすぎる条件だった。 彼らはゲイとは言え、S系であり、相手に対する同情心など、いっさいなかった。その意味では、むしろ礼子たちに近い存在だった。慎治たちに対する同情など一切なく、自分たちの快楽と金銭収入だけが目当てだった。春日 亮司と本郷 良治、二人は喜んでこの企画に飛びついた。白馬に向かう二台のランクルの中で打ち解け、はしゃぎまくる礼子たちと裏腹に慎治たちは只自分たちの運命に怯えていた。途中、白馬駅近くのジャスコでたっぷりと食料品等を買い込んだ一行が到着したのは18時ころだった。礼子の別荘は適度に広く、立派だった。厨房など、ちょっとしたレストランなみの設備だった。早速、礼子たちは夕食の準備をはじめた。 NEXT>> |